サプライのQCD向上に
コンテナーシステム
滅菌コンテナーシステムは、手術器械を術式ごとにセット化し、常にセットのまま、保管・供給・展開・回収洗浄・組立・滅菌というサプライのサイクルを回転させるシステムです。
このシステムの導入により、保管時及び搬送時の安全性の向上や、包装コストの低減、緊急手術への対応の迅速化や組立時間の短縮による効率化等のメリットが得られます。
さらにiConなら、見えることによる安全性の向上、フィルター交換不要によるコストダウン・効率化を図ることができます。
滅菌コンテナーは長期間安全に保管でき、予め滅菌しておくことができるので、滅菌業務の平準化を図ることができます。
積み重ねることができるのでスペースの有効利用ができます。
バーコードやICタグを組み込むことでコンピュータ管理にも対応できます。
滅菌済みの状態で保管されているので、緊急手術にも迅速に対応できます。
誤開封防止用コンテナーシールの日付を確認し、先入先出を行います。
積み重ねて搬送することができます。
ハンドルを持ちバスケットを取り出します。バスケットのまま展開すれば展開時間を低減できます。
内部のインジケータで滅菌有効性を確認します。
展開時にもコンテナーの目視点検を行い、無菌性維持に問題がないことを確認します。
使用後の手術器械はバスケットに入れ、回収コンテナーで回収します。
セットのまま回収しバスケットごと洗浄するので器械類の紛失が低減されます。
コンテナーは柔らかいスポンジ等で用手洗浄、もしくは機械洗浄します。
常にバスケットのセット単位で運用するので業務の標準化が図れ、組立時間の短縮、及びセットミスの低減に有効です。
点検項目に従い、セット前にコンテナーの点検を行います。
コンテナー内部にケミカルインジケータを入れ、コンテナー外部には誤開封防止用のコンテナーシールを取り付けます。
器械及びコンテナーの対応する滅菌方法で滅菌します。
オートクレーブの予熱時間、乾燥時間を適切に設定してください。
特に器械の量が多い場合は、通常よりも多くの乾燥時間が必要になります。